石けんを作り出すようになってから、アロマやコスメの話もいろいろ聞くようになった。 蒸留をやったりやインフューズドオイルなどを作っていくとそれらの使い道に様々あることも知った。 といっても、なかなか手広くいろいろなことにチャレンジする余裕もなく、今は自分の中で温めているものばかりなのだが。 しかし、その中で、基礎化粧品って簡単にできてしまうことも知った。 ただ、手作りもののは悪くなりやすいなどの品質に?をする方もいるが、実際作ってみるとこの使い心地に驚く。 今回はクリームを作ってみた。 実は前にも1度ハンドクリームを作ってみたことがある。 尿素入りのハンドクリームがとても好きで、自分用に作ってみようとTRYしたのだ。 ネットで作り方を探し、作ってみると、しっとり、すごいのができた。 これはやみつきになった。 しかし、このクリームは油分が多いので、かなりべたつく。 夜に塗って寝れば次の日の手の感触が,全く違うのだが、普段使いにはべたべたしすぎて,無理。 ということで、今回は普段に使えるくらいのハンドクリームをと考えた。 しかし、尿素はお顔のお手入れなどにはあまり向かないとのことだったので、とりあえず、尿素抜きのもう少し、べたつかないのびのあるものにと思い、作ってみる。 油分が多いとべたつくのは当然なので、油分を減らし、その分水分を多めにすることにしてみた。 いろいろなサイトで見てみると、クリームの水分のかなり多いバージョンが乳液。 なので、このちょうど中間くらいの堅さにすれば、市販のハンドクリームくらいになるか。 それで、油分が不足するかも・・・ まあ、試しにやってみよう。 水分が多くなるとクリームが緩くなるので、タマリンドガムというとろみ成分も少し入れることにした。また、保湿を良くするためペタインも加えて作る。 基本のレシピはオレンジフラワーさんの「尿素入りハンドクリーム」のレシピ。 油を15gにし、乳化剤はそれに対応し3g。 油の種類は好きなもので。 今回はアボガド、アプリコットカーネル、オリーブスクワランの3種 油の減った分を精製水にまわして、45g。 初めは35gでと思ったが、混ぜたあとに手に付けてみると割とオイルが浮く感じだったので、さらに10g増やし、45gとなった。 グリセリンは液体なので、クリームのゆるさを考えて、保湿剤はペタイン3gにした。 作り方は基本レシピ通りで、残った精製水にタマリンドガム マドラー(ファストフードでコーヒーのかき混ぜに使っているあれ)2杯をとかして(すぐ溶けないけどね。ダマのままでも大丈夫)加えた。 これも水分の多いためクリームが液状にならないようにとろみ成分を加えた。(効果があるのかどうかは…?) とろみ成分のガムはキサンタンガムなどでも良いのだが、防腐剤TGRとの相性が悪いので、私はタマリンドガムというのを使っている。 できあがりは 堅さは市販のハンドクリームくらい。 思っていた堅さになった。 手に塗ってみると、さーっとぬれてすーっとなじんでいく感じ。 塗り立てはほとんどてかりもなし。 べたべた感もかなりおさえられている。 しばらくすると,油が出てきててかってくるが、市販のハンドクリームなみ。 顔に塗ったあとはそれほどてかりは目立たない。 スチームクリームよりはべたつくかも。いや、同じくらか。 でも、なかなか良い感触。 まあまあ思い通りのができたか。 もちろん、手でも顔でも大丈夫なクリーム。 これなら全身たっぷり使ってもいいね。 夜塗って次の日も割としっとりが保っているので、まずまずのできではと思う。 最後に、結構な量ができるので、1/3はハンドクリーム用にするため、別の容器にとリ、尿素を0.3g加え混ぜ合わせた。これなら、水仕事あとにすぐに塗って、1日中使える。 今回精油のかわりにフレグランスオイル。 化粧品に使えるグレードのもので、アップルの香りを付けたので、クリームをつけるたびに甘い香りがするわ。 いいねえ。 しばらく使い続けて、また、レポートします。 、 |
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